宜蘭県の東の海上に浮かぶ亀山島にはかつて、漁をなりわいにする人々が住んでいました。当時の遊びといえば「棒ベース」や亀山島独特の8角形を9個組み合わせた凧「七十二角風箏」を揚げたりすることでした。島はのちに軍事上の重要な位置にあるとして軍が接収し、立ち退きを余儀なくされた住民たちは移転先で亀山島社区というコミュニティを築いています。
帰ることのかなわない故郷を忘れないようにと、住民代表を務める簡英俊氏と住民たちが全力で漁村文化館を作り上げました。
物語は伝えたそばからまた別の人へと伝えられます。ご一緒に亀山島の素晴らしさを心に刻んでみませんか。